カルバトールとランドセンの特徴と画面点滅での発作

てんかんは乳幼児期に発症しやすい反復性の発作として知られています。特徴的なのが意識が失われてしまいやすいこととけいれんや異常行動のような発作を起こすことであり、その行動の内容を本人が覚えていないことが多々あります。突発的に生じる発作であるため、周囲からみると気が狂ってしまったかのように思われてしまうこともあるのが特徴です。その治療の際にはカルバマゼピンを含む製剤が広く用いられてきましたが、そのジェネリック医薬品として市場に登場してきたのがカルバトールです。先発品に比べると薬価が安いことから長期的に服用することでてんかんの発作を予防していく患者にとってはかるばトールの登場は経済的な助けになるものとなっています。一方、カルバトールの有効成分であるカルバマゼピンはすべてのてんかんに対して有効であるわけではありません。場合によっては増悪させてしまうこともあります。その代表的なものがミオクロニー発作であり、顔や手足のけいれんが特徴的な発作とされています。この場合には別の抗てんかん薬を使用していくことが大切であり、ランドセンがその治療に用いられる代表的なものです。しかし、こういったてんかんの状況も複雑化してきており、光感受性発作も知られるようになってきました。もともとてんかんになると光に対して敏感になりやすいことが知られていましたが、テレビ画面の点滅によって多くの子どもや大人がてんかんやてんかん様のけいれん発作を引き起こすという事件も発生しました。そういった事件があったことにともなって光感受性発作の研究も進められてきていますが、その実体は複雑で解明にはまだ時間がかからざるをえない状況となっています。