嘔吐でカルバトール服用を止めるとシャンビリ離脱症状

カルバトールという薬品をあなたはご存知でしょうか。あまり耳慣れない言葉ですが、これはてんかんのジェネリック治療薬のことです。てんかんの症状がある場合、車の運転などに制約が出ることがありますので、このカルバトールのような薬で症状を緩和する方法が採られています。また鎮静作用があるため、双極性障害などの精神疾患の治療にも用いられることがあります。ただし血液疾患のある人や、ポルフィリン症の人には使用できませんので注意が必要です。
もちろんこのカルバトールには、副作用もあります。たとえば食欲不振やめまい、幻覚や眠気、さらには吐き気や嘔吐といった症状が現れることもあります。しかしだからといって、勝手に服用を中断してはいけません。必ず医師の指示に従って飲むようにし、眠気や嘔吐などの症状が現れた場合も、まず医師に相談するようにしましょう。
自分で勝手に止めてしまうと、シャンビリという離脱症状が起きるようになります。正確には離脱症状というより、服用を急に中止したために起こる中断症候群というべきものです。このシャンビリの状態になると、耳鳴りやしびれ、めまいや発汗、あるいは光や音に対して敏感になるといった症状が現れます。特に服用をやめてから半日ないし数日以内に起こった場合は、間違いなくシャンビリであるといえます。
なぜシャンビリになるのかについては、それぞれの代謝能力も関係して来ますし、薬を減らして行く時期の長短も影響します。ですから、昨日まで4錠飲んでいたのを急に止めると、それだけ症状がひどくなりますし、また薬の作用が強いほど起こりやすくもあります。カルバトールに限らず、鎮静作用のある薬を急に止めてしまうのは大変危険ですので、避けるようにしましょう。